苫小牧市錦岡、樽前山の南麓。昭和三十八年、上田治の設計で開かれた二十七ホールです。借景は標高千四十一メートルの樽前山と、反対側に広がる太平洋の水平線。北海道の広さをそのまま設計に持ち込んだコースです。
上田治がこの土地に引いたフェアウェイは、平均で五十メートル、広いところでは九十メートルの幅を持ちます。当時の常識の倍。OBは外周にしかなく、曲げてもボールは生きている——それでもスコアがまとまらないところに、このコースの設計があります。広いぶん、どこを狙うかを自分で決めなければならないからです。
開場当初からの九ホール。樽前山を正面に見ながら、広いフェアウェイに自分でラインを引いていきます。
昭和五十五年に加わった九ホール。三つのうちではもっとも数字が穏やかで、組み合わせの幅を広げています。
南とともに開場した九ホール。南と組めばクラブの本来の十八ホールになります。
道央自動車道・苫小牧西インターのすぐそば。JR室蘭本線の苫小牧駅からも近く、樽前高原は標高七十メートルほどの低地で、北海道のなかでは積雪の少ない地域にあたります。
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