Shiun Golf Club
加治川沿いの砂丘に広がる赤松の原生林。その中を通した三十六ホールは、新潟の林間コースを代表する存在として半世紀以上を重ねてきました。
The Course
新発田市元郷、加治川のほとり。飯豊山系から日本海へ注ぐ川に沿って、赤松の原生林に覆われた砂丘地帯が広がっています。紫雲ゴルフ倶楽部は、その林の中に開かれました。
砂丘という土壌は、ゴルフ場にとって理想的です。水はけがよく、雨のあともフェアウェイが締まったまま保たれる。加えて、そこに自生していたのが赤松の原生林でした。人が植えた並木ではなく、何十年もかけて自然に育った林がホールを隔てている。日本の林間コースの理想形が、この土地にはもともと備わっていたことになります。
昭和四十年に九ホールで開場し、昭和四十三年に十八ホールへ。平成七年にはもう十八ホールが加わり、現在の三十六ホールとなりました。全長13,468ヤード、パー144。新潟県内でも屈指の規模です。
会員は千六百六十五名の株主会員制。入会には理事または役員の推薦と、会員一名の紹介が必要です。
Two Courses
開場当初からの十八ホール。設計は藤田欽哉。日本の正統派林間コースの作法にのっとり、赤松の林を最大限に生かしたレイアウトです。十八のうち六ホールがドッグレッグ。林で視界が切られるぶん、曲がりの先を読む力が問われます。距離ではなく設計意図を読む、古典的な面白さがここにあります。
平成七年に増設された十八ホール。設計はデニス・グリフィスで、こちらはアメリカンスタイルです。同じ赤松林の中にありながら、ハザードの置き方も、グリーンまわりの造形も加治川とは考え方が違う。二つのコースを行き来すると、設計思想の差がはっきり体感できます。
Origin
昭和三十六年、ひとりの人物がこの砂丘地帯の景観に強く心を動かされました。加治川に沿って延々と続く赤松の原生林。翌年には経営母体となる会社を設立し、地元の協力と地域金融の後押しを得て、昭和四十年の開場にこぎつけています。
いま歩いてみれば、なぜここだったのかがよく分かります。水はけのよい砂地、自然に育った松、川の流れ。ゴルフ場として必要なものが最初から揃っていた。あとは、それを見抜いて動く人がいるかどうかだけでした。
設計を託された藤田欽哉は、霞ヶ関カンツリー倶楽部のキャプテンを務め、井上誠一が薫陶を受けた人物としても知られます。日本のコース設計の系譜に連なる仕事が、この新潟の林の中に残されています。
Access & Club
Data & Price
相場は日々変動します。名義書換料・入会預託金・年会費・入会条件等も変更される場合があります。最新の情報はその都度お問い合わせください。
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