SHIOYAZAKI COUNTRY CLUB
福島県いわき市平沼ノ内・昭和四十九年開場
いわきの海沿いの丘に、椿・藤・桜と名づけられた三つの九ホール。設計は浅見緑蔵で、これが同氏の最初の作品にあたります。開場から五十年を超え、いまも東北一とされる六百ヤードのロングホールを抱えたまま。東京と仙台のちょうど中間という位置も、このクラブの性格をつくってきました。
SINCE 1974
浅見緑蔵は日本のコース設計を語るうえで外せない名前です。その第一作が、このいわきの丘にあります。
昭和四十九年開場。若き日の設計者が最初に手がけた土地として、以後に続く作品の原型がここにあります。丘陵地の起伏を適度に使い、二十七ホールをそれぞれ違う性格に仕立てる。三つの九ホールに植物の名を与えるという発想も、コースを季節と結びつける意図が感じられます。
全長10,234ヤード、パー108、コースレート72.0。特筆すべきは椿コースにある六百ヤードのロングホールで、東北で最も長いといわれてきました。二打で届かせることを前提にできない距離を、どう三打で刻むか。距離に驚くだけで終わらせない設計になっています。
グリーンは高麗とベントの二グリーン。高麗の転がりとベントの速さ、その両方を一つのコースで体験できるのは、開場から続くこのクラブならではです。二面を使い分けることで、年間を通じて状態のよい面でプレーできます。
そして海。桜コースからは太平洋が視界に入り、春には満開の桜が手前を飾ります。海沿いのいわきという土地の良さが、最も素直に出る九ホールです。定休日は設けておらず、年間を通じて開いています。
THREE COURSES
01
東北一長いといわれる六百ヤードのロングホールを抱える九ホール。ここを含む十八ホールを選んだ日は、一打ごとの積み重ねが問われます。距離を前にしてどこで割り切るか、その判断が最も試される並びです。
02
谷越えをはじめ、趣向を凝らしたホールが並びます。地形の落差をそのまま使った設計で、見た目の迫力と実際の難易度が必ずしも一致しない。二度目、三度目に回ったときに攻め方が変わる九ホールです。
03
海を眺めながら進む九ホール。春には桜が色を添え、このコースで最も写真に残る場面が集まります。景色に気を取られると距離が合わなくなるのはどこも同じで、ここもその例に漏れません。
THE CLUB
ラウンドを終えたあとに大浴場でゆっくりできるのは、このクラブの分かりやすい魅力です。海沿いの風を受けたあとに湯へ入り、コンペルームで食事をとる。一日の締めくくりまで含めて設計されているクラブです。
入会は満二十歳以上、在籍二年以上の正会員二名の紹介によります。会員数は正会員4,920名、法人正会員190名、平日会員31名。二十七ホールという受け皿と、無休の営業がこの規模を支えています。
運営は大成観光開発株式会社。系列には吉備高原カントリークラブがあります。日本ゴルフ協会と東北ゴルフ連盟に加盟。クラブバスは予約制で運行しています。
ACCESS
DATA & PRICE
相場は日々変動します。名義書換料・入会預託金・年会費・入会条件等も変更される場合があります。最新の情報はその都度お問い合わせください。