苫小牧市植苗。新千歳空港から目と鼻の先にありながら、門をくぐれば白樺と原生の林が続きます。昭和六十三年開場、四十五ホール。「あくまでも美しく、あくまでも雄大に」という言葉のとおりに造られた、北海道でも屈指の規模のコースです。
設計は菅谷直、監修に石井富士夫。林のなかを削りすぎずに引かれた四十五ホールは、五つの九ホールに分かれています。ニスパのアウトとイン、アシリ、ピリカ、カムイ。いずれもこの土地の言葉から取られた名で、どの二つを組み合わせるかによって、一日の性格がまるで変わります。
自然の地形をそのまま使っているため、最大で二十五メートルの高低差があります。ホールとホールのあいだは樹林でしっかりと隔てられ、隣が見えない。四十五ホールという規模にいながら、歩いているあいだは自分たちの九ホールしか存在しないような静けさがあります。
「大鷲の巣」「真珠の首飾り」「ピリカの誘惑」。名物ホールにも土地の景色から取られた名前が付いていて、コースの記憶は番号ではなく名前で残ります。コテージの宿泊施設を備えているため、二日、三日と滞在して五つのコースを順に歩く、という使い方もできます。
クラブの中心となる十八ホール。コースレート70.0はこの組み合わせのものです。
九ホール。ニスパと組み合わせても、ピリカ・カムイと合わせても表情が変わります。
九ホール。名物ホール「ピリカの誘惑」を擁します。
九ホール。五つのうちのもうひとつの顔として、組み合わせの幅を広げています。
道央自動車道・苫小牧東インターから2キロ。JR千歳線の新千歳空港駅、JR室蘭本線の苫小牧駅のいずれからも近く、道外から直行しやすい立地です。12月上旬から3月中旬までは冬期クローズとなります。
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