Kiso Country Club
御嶽山の懐、開田高原。標高千百メートルの澄んだ空気のなかに、七千ヤードを超える十八ホールが静かに横たわっています。
The Course
昭和五十年、木曽郡開田高原に開かれました。設計は浅見緑蔵。標高千百メートルという高さに、全長7,010ヤードのコースを配しています。
高原のコースは短めに収められることが多いなかで、この距離は異例です。コースレートは72.05。全体にフラットな造りで、アウトはなだらかなうねりを持つホールが続きます。大きな打ち上げ打ち下ろしに翻弄されるのではなく、素直に距離と向き合わせる設計です。
ホールの間は林でしっかりと隔てられ、その合間に池と小川が配されています。曲げれば木に阻まれ、狙いを欲張れば水が待つ。フラットで見通しが良いぶん、ごまかしの効かないコースでもあります。
グリーンはベントのワングリーン。高原の芝は目が素直で、丁寧に打てば応えてくれます。だからこそ、外したときの原因がはっきり分かる。上達したい人にとって、これほど誠実なコースはありません。
Strategy
ホールとホールのあいだには、開場から半世紀かけて育った林が立っています。隣のホールは見えず、打球の音も届かない。二十七ホールの大型コースにはない、静かな集中がここにはあります。その代わり、曲げたときの代償は大きい。林の内側で組み立てるゴルフが求められます。
コースのあちこちに池が置かれ、小川が流れています。フラットで見通しが良いぶん、どこに水があるかは最初から分かる。分かったうえで、それでも狙うかどうかを問われる。距離を持つ人ほど悩ましい判断が続く、考えさせるレイアウトです。
Stay & Scenery
中央道の中津川インターからおよそ七十七キロ。決して近い場所ではありません。だからこそ、九十六名を収容するロッジが効いてきます。日帰りで急ぐのではなく、前泊して朝一番のティグラウンドに立つ。あるいは二日続けて同じコースを回り、昨日の反省を今日ぶつける。
朝の開田高原は、夏でもひんやりとしています。霧が晴れるころ、正面に御嶽山の姿が現れる。その景色を見るためだけに、この距離を走る価値があると感じる方は少なくありません。
冬季はクローズとなりますが、営業期間中は無休。木曽福島駅からのクラブバスは予約制で運行しています。
Access & Club
Data & Price
相場は日々変動します。名義書換料・入会預託金・年会費・入会条件等も変更される場合があります。最新の情報はその都度お問い合わせください。
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